エブ&フロー方式によるセル成型苗育苗システムの開発

課題名 エブ&フロー方式によるセル成型苗育苗システムの開発
課題番号 16
研究機関名 野菜・茶業試験場
研究分担 生理生態・作型開発研
研究期間 新11~12
年度 2000
摘要 熟練した管理が必要とされるセル成型苗育苗の省力化と苗品質の向上を図るため、エブ&フロー方式のセル成型苗育苗に、塩ストレスを付与し、従来の頭上灌水方式よりもはるかに省力で、高品質なセル成型苗の育苗システムを開発する。11年度は38枚のセルトレイの苗を一度に育苗できる育苗装置を試作し、用いる培養液の濃度と灌水頻度について検討した。その結果、培養液としては、園試標準培養液の1/10濃度液を用い、1日に1回灌水する方法が最も適していた。また、試作した装置で育苗を行ったところ、慣行の育苗法に比べて、苗の生育が若干劣るものの、生育の斉一性が高まり、また、機械定植にも適応できることが明らかになった。12年度では、鉢穴から根が伸長する問題点を解決する予定である。本育苗システムの開発により、育苗の著しい省力化と均一なセル成型苗の生産が期待できる。
カテゴリ 育苗 栽培技術 省力化

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