課題名 | アブラナ科野菜における根こぶ病抵抗性遺伝子の分化機構の解明 |
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課題番号 | 155 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
研究分担 |
野菜育種・アブラナ研 野菜育種・育種法研 |
研究期間 | 新11~16 |
年度 | 2000 |
摘要 | 近年、ハクサイ根こぶ病抵抗性(CR)品種の罹病化が問題となり、病原性の分化が原因と考えられている。罹病化地域でも抵抗性素材の飼料カブはなお抵抗性を示すことなどから、作用性の異なるCR遺伝子が複数あると考えられる。そこで、病原性の異なる各菌に対するCR遺伝子の抵抗性反応を明らかにし、DNA多型を用いて各CR遺伝子の識別を可能にし、さらに各CR遺伝子の抵抗性の程度、機作、菌群との相互関係を明らかにすることを、本課題の目的とする。11~12年に半数体倍加(DH)系統からなる分離集団を作成し、12~14年に連鎖地図を作り、13~15年にQTL解析を行う。15~16年にCR遺伝子の抵抗性程度、機作、菌群との相互関係を明らかにする。これにより、画期的な新CR品種を育成しうる選抜検定法を確立する。 |
カテゴリ | あぶらな 育種 害虫 かぶ 抵抗性 抵抗性遺伝子 低コスト はくさい 品種 |