| 課題名 |
内湾域の生物生産システムにおける微生物食物網の機能(5) |
| 課題番号 |
3 |
| 研究機関名 |
瀬戸内海区水産研究所
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| 研究分担 |
瀬戸内環境・生産研
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| 研究期間 |
止11~13(11) |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
内湾域の生物生産における微生物食物網の役割を明らかにするため、夏季広島湾におけるHeterosigma akashiwoのブルームの消長に伴うバクテリア、従属栄養鞭毛虫類及び繊毛虫類等微生物食物網を構成する生物群の出現密度とバイオマスの変化を調べた。その結果、バクテリアの出現密度はブルーム形成直後と崩壊後に上昇し、その1~3日後にその捕食者である従属栄養鞭毛虫類の出現密度が増加した。バクテリアと従属栄養鞭毛虫類の水柱内の平均バイオマスはそれぞれ40-103μgC/lと40-66μgC/lの範囲で推移し、バクテリアに対する従属栄養鞭毛虫類のバイオマスの割合はブルーム期間中に上昇した。有鐘繊毛虫類の出現密度と種の多様性はブルーム形成以後に低いレベルにとどまったが、無殻繊毛虫類の出現密度はブルーム崩壊後に顕著に増加し、そのバイオマスはバクテリアを凌ぐほどになった(134μgC/l)。このように、植物プランクトンのブルーム形成から崩壊にいたる過程で微生物食物連鎖が非常に活発化することが判るなど、内湾域の低次生物生産システムにおける微生物食物網の構造と機能が明らかにされ、当初の研究目標が達成されたため、11年度で中止する。
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| カテゴリ |
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