| 課題名 | 有毒プランクトンと微生物等との関係の解明(50) |
|---|---|
| 課題番号 | 38 |
| 研究機関名 |
瀬戸内海区水産研究所 |
| 研究分担 |
赤潮環境・赤生研 瀬戸内環境・生産研 |
| 研究期間 | 継10~13 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 呉湾における麻痺性有毒プランクトンに対する殺藻因子の経時的変化を追跡した結果、Alexandrium tamarense等に対する殺藻因子密度はきわめて低水準で推移した。また、強力な殺藻性を持つ微生物を分離することはできなかった。一方、二枚貝に対して毒性を持つHeterocapsa circularisquamaに対する殺藻性ウイルス(HcV)が分離された。広島湾の現場調査からA.tamarenseは有鐘繊毛虫類の餌となる可能性が示され、培養実験ではFavella taraikaensisはA.tamarenseを捕食して増殖した。カイアシ類のAcartia omoriiはA.tamarenseを捕食しないことから捕食を妨げる何らかの阻害要因があると推察された。広島湾湾奥部のAlexandrium属のシストとマクロベントスの分布調査から、マクロベントスによるシスト捕食の可能性が示唆され、海底泥から分離したマクロベントスの糞中にはシストが確認された。その割合は全泥中のシストの30%前後であった。泥中シストと糞中シストの発芽率に差はなく、捕食によるシスト発芽能力への影響はないことが判明した。 |
| カテゴリ | 病害虫 防除 |