| 課題名 | 有害藻類の分布拡大および異常増殖とその影響評価に関する調査・実験手法の開発(58) |
|---|---|
| 課題番号 | 47 |
| 研究機関名 |
瀬戸内海区水産研究所 |
| 研究分担 |
赤潮環境・有毒研 赤潮環境・赤生研 瀬戸内環境・生産研 瀬戸内環境・藻場研 瀬戸内環境・浅海研 保全官 |
| 研究期間 | 単11 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 西日本各地から収集した有毒渦鞭毛藻Gymnodinium catenatum培養株への各種レクチンの反応検査では、ヒママメレクチンが本種の細胞表層に強く反応した。毒組成はいずれもC1+C2が主成分で、次いでGTX6+GTX5の割合が高いという特徴を示した。本種培養株の28S rDNA遺伝子及び5.8S rDNA遺伝子を含むITS領域のPCR-RFLP解析、あるいはRAPD法で得られた電気泳動パターン解析の結果は実験に供した12株で完全に一致した。既往の知見を含めて考察すると、西日本各地に分布する本種は遺伝的に均一である可能性が高く、かつ外来株が近年に移入されて分布拡大した可能性は低いと考えられた。また、広島湾奥部における浮遊アオサを調査した結果、98%以上がアナアオサであった。現存量は4月が最大で、最大及び平均現存量はそれぞれ2.1、1.0kg/m2であった。分布の中心は水深2~6mで、水深8mまで分布していた。さらに、干潟域のアオサとベントス群集を調べた結果、ベントスが付着したアオサ葉体は殆ど観察されなかった。一方、微生物の付着したアオサ葉体のデヒドロケナーゼ活性に時期的変動が認められた。抗生物質処理等による試験結果からこの活性はアオサ自体のものであると示唆され、アオサの活性評価にcelltiterを用いたデヒドロゲナーゼ活性の測定が有効であることが判明した。 |
| カテゴリ | 病害虫 防除 予察技術 |