有機塩素及び有機スズ化合物分析のための前処理の簡易化(中央水研:(72)

課題名 有機塩素及び有機スズ化合物分析のための前処理の簡易化(中央水研:(72)
課題番号 62
研究機関名 瀬戸内海区水産研究所
研究分担 環境保全・水質研
研究期間 完9~11
年度 2000
摘要 生物中有害物質分析前処理の簡易化を図るため、モディファイアーを用いず、二酸化炭素のみによる有機スズ化合物の超臨界抽出を、恒温槽温度40℃、圧力236bar、密度0.87g/cm3で試みた結果、TBT、TPTでは80%程度の抽出効率を得られたが、ジ体及びモノ体の抽出効率は10%未満であり、今後モディファイアーの種類と使用条件を検討する必要のあることを明らかにした。3年間の研究成果をまとめると、PCBs及び有機塩素化合物は本法により効率的に抽出できることが明らかとなった。その抽出条件は以下の通りである。恒温槽温度は50℃、抽出圧力は176bar、抽出密度は0.75cm3、超臨界二酸化炭素(モディファイアーとして1%メタノール添加)流速は3ml/minであり、本条件で生物PCBsの90%前後が抽出できることが明らかとなった。今後、さらに多くの化学物質について本法が適用できるか検討する必要があるが、PCBsなどの有機塩素化合物に関する生物モニタリングなどの定常的分析作業へ、簡便な本前処理法を適用できることを明らかにした。
カテゴリ モニタリング

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