課題名 | 染色体操作及び交雑育種を用いたサケ・マス類の品種改良法の検討(17) |
---|---|
課題番号 | 23 |
研究機関名 |
養殖研究所 |
研究分担 |
遺伝育種・細胞工学研 |
研究期間 | 継9~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | 早熟性のアマゴを作出するため,(1)1年成熟雌×1年成熟雄,(2)1年成熟雌×2年成熟雄,(3)2年成熟雌×1年成熟雄及び(4)2年成熟雌×2年成熟雄の4つの組み合わせで交配し,得られた稚魚をそれぞれ3つの池に分け,投餌量を標準量の2倍,標準量,標準量の1/2に変えて飼育した。その結果,1年後の成熟率は投餌量と密接に関係し,投餌量の多い順にそれぞれ平均62.6, 41.8, 23.6%であった。しかし,1年後の成熟率はどの投餌量の場合でも,(3)>(1)>(4)>(2)の順となり,さらに,餌を標準量の半分与えた交配(3)の群では成熟率42.9%を示し,遺伝的関与が強く示唆された。また,どの場合も1年で成熟する雄の割合が高く,雌の1.5~11倍であった。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 品種 品種改良 |