課題名 | ヒラメ稚魚の浅海成育場における収容力評価手法の開発(43) |
---|---|
課題番号 | 38 |
研究機関名 |
西海区水産研究所 |
研究分担 |
海区水産業・資源培養研 (科学技術振興事業団) |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 福井県若狭和田浜において成育場と沖側岩礁周辺域のヒラメ密度を調べた結果、岩礁周辺域の分布密度増加時期は浅海成育場における密度減少期と対応していた。一方、長崎県加津佐町地先における過去3カ年のヒラメ種苗放流前後の放流海域におけるアミ類分布密度及び種組成を調べたところ、モアミ属が優占した9、11年度にはアミ類密度は低下せず、トゲイサザアミが優占した10年度には本種の明瞭な密度低下が起きていた。また、成育場を移出する時期のヒラメ0歳魚及びアミ類の分布重量を10、11年度の調査結果から求め、成育場内でヒラメの分布を維持するために最低限必要なアミ類/ヒラメ重量比を約10:1と推定した。12年度は餌生物供給力を基礎として稚魚収容力を評価し、野外調査結果と比較して結果の妥当性を検討する。 |
カテゴリ | 亜熱帯 くり |