イセエビ増殖場の造成と管理のための技術開発(49)

課題名 イセエビ増殖場の造成と管理のための技術開発(49)
課題番号 43
研究機関名 西海区水産研究所
研究分担 水産業研究・沿岸資源研
水産業研究・資源培養研
研究期間 延11~13~(14)
年度 2000
摘要 11年度はネットによる採集物を検討した結果、7~8月には第1~5期の幼生が九州西岸沖合域に分布するが、1~2月には全く分布しないことが判明し、イセエビは孵化後数カ月ほどで同水域から移送されることが示唆された。前課題において長崎県沿岸に設置した多孔式実験礁と周辺の天然礁を比較検討した結果、前者における夏季の単位表面積当たり稚エビ生息数が後者の約2倍に及んでおり、本実験礁の有効性が示された。12年度は、黒潮及びその沖合の広大な水域において、幼生期の分布生態の解明を行なうとともに、新しい実験礁の作製と設置を行なう。また、長崎県沿岸ではイセエビ養育場の重要環境要因である海藻が魚類による食害を受けており、今後の経過を追跡する。なお、実験礁は設置後少なくとも2年間の追跡調査が必要なため、本課題を平成14年度まで延長する。
カテゴリ 亜熱帯 くり

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