課題名 | サバンナ資源植物の多様性の解析とその保全方法の確立(4) |
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課題番号 | 3 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
遺資二・植物保存研 |
研究期間 | 完8~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 海外から導入したエゴマ、コムギなどを材料に用いて、植物遺伝資源特性調査マニュアルに従って一次特性を明らかにした。特性データは特性評価データベースへの入力を行い、公表した。サトウキビにおいては安定した形質転換実験系は確立されていない。そこで、国内外の系統より2,4-D添加MS培地を用いてカルス誘導を行なった。置床後約1週間程度からカルスが誘導されはじめた。その後の増殖速度は系統間で差が見られ、農林1号および大島在来については約2ヶ月後で十分な増殖がみられた。一方農林10号などについてはカルスは誘導されるものの増殖が著しく遅く、遺伝的多様性が確認された。特性評価の成果は遺伝資源事業で活用される。サトウキビ培養の成果は形質転換サトウキビ作成の基礎データとして活用されている。残された問題は特にない。 |
カテゴリ | 遺伝資源 えごま さとうきび データベース |