植物病原細菌の分子情報に基づく病原性分化機構の解明(24)

課題名 植物病原細菌の分子情報に基づく病原性分化機構の解明(24)
課題番号 19
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 遺資一・微生探索研
遺資一・(上席)
研究期間 完11~15(12)
年度 2000
摘要 12年度は、系統解析の指標としてrRNA遺伝子よりも速い分子進化を行うと予想されるタンパク構造遺伝子を取り上げて、予備的に検討を行った。対象とした遺伝子は、DNAの複製に必須なDNAgyrase遺伝子(gyrB)を用いた。供試したXanthomonas属各菌種からdegenerate-PCR法を用いてDNAを増幅し、ダイレクトシークエンスで比較解析した結果、rRNA遺伝子の結果と同様に3つのクラスターが形成された。しかしながら各クラスター内の相同性はrRNA遺伝子の配列よりも低くなり、クラスター1では約90%以上、2では96%以上であり、多様性は大きかった。以上の結果より、本属細菌は大別して3つの系統が存在することが明らかとなった。独立行政法人への移行に伴う組織再編により、本課題は終了する。
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