| 課題名 |
過剰排卵連用にともなう卵胞嚢腫の発生機序の解明とその制御法の確立(43) |
| 課題番号 |
37 |
| 研究機関名 |
農業生物資源研究所
|
| 研究分担 |
遺資二・動物保存研
|
| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
雌牛に高率に発生し、経済的損失の大きい繁殖障害である卵巣嚢腫の発生機序の解明と新たな治療法の開発を検討した。卵巣嚢腫の自然発生例では、LH(黄体形成ホルモン)のパルス頻度および平均濃度とも、高値を示すことが明らかとなった。また、抗エストラジオール血清を卵胞期に投与すると、すべての例において主席卵胞は排卵せず嚢腫化した。このような牛では、LHサージが完全に抑制されること、LHの基底分泌はパルス頻度および平均濃度ともに高いレベルを示すことが明らかとなった。これらの結果から卵巣嚢腫の直接的な発生・持続原因は、LHサージの欠損とそれに引き続く高いレベルのLHの基底分泌であることが明らかとなった。さらに、膣内留置型プロジェステロン製剤を2週間、卵巣嚢腫牛の膣内に留置することによって、高いLHの基底分泌を低下させ嚢腫の発生持続・要因を取り除くことで、嚢腫を治癒できる治療法を開発した。
|
| カテゴリ |
治療法
繁殖性改善
|