植物生体膜における無機塩類輸送の利用技術の開発(220)

課題名 植物生体膜における無機塩類輸送の利用技術の開発(220)
課題番号 195
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 生理機能・耐病性研
研究期間 止11~12~(13)
年度 2000
摘要 当研究室で既に単離しているイネ液胞膜型Na+/H+アンチポーター遺伝子(OsNHX1)を基に、Na+吸収能力が高い塩生植物のオカヒジキや耐塩性の高いオオムギからアンチポーター遺伝子(SkNHX1、HvNHX1)を単離した。得られた3つの遺伝子(OsNHX1、SkNHX1、HvNHX1)は、出芽酵母の液胞膜型Na+/H+アンチポーター遺伝子NHX1変異株のNaCl、LiCl及びハイグロマイシン感受性を機能相補した。また、植物体をNaCl処理することにより、OsNHX1、HvNHX1については根及び茎葉において、SkNHX1については茎及び葉においてそれぞれの遺伝子の発現上昇を確認した。以上のことから、単離した3つの遺伝子は液胞へのNa+輸送に重要な働きをしていることが示唆された。(生物研-植生研)
カテゴリ 大麦 おかひじき 輸送

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる