課題名 | キチナーゼ遺伝子の形質発現系の改良(285) |
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課題番号 | 259 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
生物工学・遺伝設計研 |
研究期間 | 止10~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | 本研究は、イネのキチナーゼ遺伝子を利用して菌類病抵抗性作物を作出するための諸技術を開発することを目的とする。これまでにキチナーゼ遺伝子を導入するベクターの構築と遺伝子産物の局在性などを解析した。また、組換え後代における抵抗性の安定性をさらに詳しく解析するとともに、緑組織特異的に導入遺伝子を発現させるためのベクターを構築した。さらに、病害抵抗性を高めるため溶菌活性を持つ新たなキチナーゼ遺伝子を単離し、イネで過剰発現させ、白葉枯病抵抗性を評価した。今後は独法生物研においてさらに強い抗菌活性を示す遺伝子を利用して病害抵抗性植物の作出を試みる。(生物研-植生研) |
カテゴリ | 育種 抵抗性 病害抵抗性 |