| 課題名 | 生物集団の多様性維持手法の開発に関する基礎的研究 |
|---|---|
| 課題番号 | 44 |
| 研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
| 研究分担 |
遺資二・動物保存研 遺資二・遺資管理科 遺資二・植物保存研 遺資二・微生保存研 遺資二・集団動態研 遺資一・動物探索研 |
| 研究期間 | 単12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 多様性の喪失が危惧される小集団を維持するための基礎的研究として、配偶子の成熟・増殖調節機構に関与すると予想されるインヒビンファミリーの単離・精製手法の開発、生息域外保存の高度化を目的とした配偶子の冷蔵輸送法の確立を目的とした。加えて小集団の交配による維持法を提示することを目的とした。(1)アフィニティー精製、ゲルろ過、および逆相クロマトグラフィーを組み合わせることで、インヒビンAの単離が可能となった。(2)1日から3日間冷蔵保存した精巣上体から精子の採取と凍結が可能で、凍結融解精子は体外受精により受精可能であることが判明した。さらに1日間冷蔵した精巣上体から採取・凍結した精液を用いた場合、人工授精、および体外成熟/受精胚の移植でも産仔が得られた。(3)コンピューターシミュレーションの結果、世代更新時において,集団に強い選抜がかからなければ,集団内における個体の推定育種価に対する遺伝分散および誤差分散の歪みによる影響は小さいため,小集団の維持は容易であることが明らかとなった。 |
| カテゴリ | 育種 輸送 |