課題名 | 野菜栽培における再生紙マルチの利用技術の確立(18) |
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課題番号 | 11 |
研究機関名 |
中国農業試験場 |
研究分担 |
総合研究・総研1 |
研究期間 | 止11~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | マルチの利用が困難であった栽植密度の高い直播栽培の野菜に、紙マルチの特性とマルチ孔の形状や間隔を組み合わせることでマルチの利用を可能とした。特に、高温期に紙マルチを利用することにより、抑草効果だけでなく、地温上昇抑制による明らかな生育促進効果が認められ、収量も増加し、品質も向上することを認めた。これら開発した個別技術を統合化し、直播栽培での紙マルチの利用の手順としてとりまとめた。また、ホウレンソウ栽培農家に開発した紙マルチ利用技術を導入し、現地での実証試験を行った。その結果、収量・品質ともに向上し、収穫物の市場での高い評価も得られ、紙マルチ利用技術の有効性が確認できた。経営的な評価を含めた技術の改善が残されているため、13年度は近畿中国四国農業技術センターで行う(研究機構-近中四農セ)。 |
カテゴリ | 経営管理 直播栽培 中山間地域 汎用機 ほうれんそう 野菜栽培 |