課題名 |
6 野菜主要害虫に対する新生物農薬剤の防除効果に関する研究 |
課題番号 |
113 |
研究機関名 |
中国農業試験場
|
研究分担 |
地域基盤・虫害研
|
研究期間 |
単12(S20000028) |
年度 |
2000 |
摘要 |
環境保全型農業では天敵生物農薬剤は核をなす防除法である.そのため,新しい生物農薬剤が次々と開発されているが,害虫に対するその効果等はほとんど明らかにされていない.そこで,新生物農薬剤の害虫に対する防除効果を検討した.施設ナスのアブラムシ類に対してナミテントウを放飼し、防除効果を調査した.その結果,アブラムシ類の密度はナミテントウ無放飼区では指数関数的に増加したが,放飼区では数週間で0となった。ナミテントウは施設ナス栽培のアブラムシ類に対してかなりの防除効果が期待できる.キャベツの害虫コナガに対して室内実験より優秀なタマゴバチ系統を選択した.選択したタマゴバチを利用した放飼試験の結果,コナガはタマゴバチ放飼区ではほとんど認められなかった.しかし,無放飼区ではコナガ幼虫の密度は低下しなかった.この結果より本タマゴバチは今後コナガの防除に利用可能と考えられた。
|
カテゴリ |
病害虫
害虫
管理技術
キャベツ
高付加価値
中山間地域
なす
農薬
病害虫防除
防除
|