非セルロースβーグルカン分解酵素の機能解明と遺伝子構造の解析(205)

課題名 非セルロースβーグルカン分解酵素の機能解明と遺伝子構造の解析(205)
課題番号 180
研究機関名 北海道農業試験場
研究分担 地域基盤・冷害生理研
研究期間 完9~12
年度 2000
摘要 イネ科植物に特異的な伸長生長に関与する酵素1,3;1,4ーβ-グルカナーゼ遺伝子やこれに関連する酵素遺伝子の全長を単離し機能を解明する。9年度は、2種類のイネ1,3;1,4-β-グルカナーゼを精製し、酵素の生化学的性質を解明し、塩基性酵素に関してN末端一次構造を解析した。10年度はN末端一次構造等の情報を基に、1,3;1,4-β-グルカナーゼ全長遺伝子(OsGLN41)を単離した。データベース上の他のイネ科植物の1,3;1,4-β-グルカナーゼ遺伝子と比較した結果、単離されたOsGLN41は80%前後の高い相同性があることがわかった。11年度はノーザン法を用いてOsGLN41遺伝子が、生長の盛んな若い根や芽で強く発現することを明らかにした。また、生長に関連する他の酵素、キシログルカン転移酵素(OsXET)及びβーグルコシダーゼ(βGSN)の全長遺伝子を単離して発現解析を行い、若い組織で発現することを明らかにした。12年度は、GST融合タンパク質として大腸菌で大量発現させて酵素活性を調べた結果、OsGLN41遺伝子が活性のある1,3;1,4-β-グルカナーゼをコードすることを証明できた。単離されたOsGLN41、OsXET、βGSN遺伝子のイネへの導入については、経常課題として引き継ぐ。
カテゴリ 寒地 データベース

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