| 課題名 |
寒地型作物による土壌肥沃度改善効果の検定と評価(268) |
| 課題番号 |
228 |
| 研究機関名 |
北海道農業試験場
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| 研究分担 |
生産環境・養分動態研
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| 研究期間 |
完3~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
輪作においては、前作物の種類によって後作物の生育や収量が異なる。本試験においては、この前作物の違いによる後作物の生育・収量の差(前作効果)が、土壌中のアーバスキュラー菌根菌(AM菌;作物のリン吸収を促進する共生微生物)密度の違いに起因していることを明らかにした。すなわち、AM菌の宿主作物の栽培は土壌中のAM菌密度を高めるため、後作物のAM菌感染率が高く、その生育も非宿主作物後に比べて優る。この前作効果は、環境条件によって現れ方が異なり、土壌水分が低く、リン酸肥沃度が低い土壌で後作物の生育・収量の差が大きいことを解明した。また、この前作効果は、低地温でも認められることを確認した。さらに、この前作効果には土壌間差が認められたが、前作効果の程度は、前作物のAM菌感染率で予測できる可能性が示された。以上より、前作効果が環境条件によって異なる原因の一部を明らかにできた。これまでの結果から、AM菌の非宿主作物の栽培によってAM菌が減少し、後作物の生育が低下する可能性が示されたが、本試験では、非宿主作物後に短期間、緑肥作物(宿主)を栽培することによって、翌年の作物の生育を改善できることを示した。本試験の結果は、北海道農業試験会議、北海道農業推進会議、総合農業推進会議において、指導参考事項に選定された。
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| カテゴリ |
寒地
管理技術
輪作
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