課題名 | キュウリモザイクウイルス弱毒株によるトマトモザイク病の病徴軽減(285) |
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課題番号 | 242 |
研究機関名 |
北海道農業試験場 |
研究分担 |
生産環境・ウイ病研 |
研究期間 | 止11~12~(14) |
年度 | 2000 |
摘要 | これまで温室内で確認したキュウリモザイクウイルス(CMV)に感染したトマトにCMVのサテライトRNAを接種するとモザイク症状が軽減する現象の水田ハウスでの実証を試みた。強毒CMVのみを接種した区ではほとんど収量が得られなかったが、強毒株接種後、サテライトRNA(Sat55-1またはSat28-19)接種を行った区では、健全区トマトの50~60%の収量が得られた。これにより、ハウス栽培条件においてもかなりの軽減効果があることが明らかとなった。また、ELISA法を用いてウイルス濃度を経時的に測定したところ、弱毒株による二次接種を行ったトマトでは、病徴の軽減と同様にウイルス濃度も低いことが明らかとなった。(研究機構-北農セ) |
カテゴリ | 害虫 寒地 きゅうり 栽培条件 水田 トマト モザイク症 |