タマネギ機能性成分利用開発のための含有量変動要因の解析

課題名 タマネギ機能性成分利用開発のための含有量変動要因の解析
課題番号 88
研究機関名 北海道農業試験場
研究分担 作物開発・野菜花き研
作物開発部・(上席)
研究期間 単12(S20000010)
年度 2000
摘要 タマネギに含まれる含硫化合物が血液・血管系の病気、フラボノイドでは腫瘍等に対して薬理作用があることが解明されている。我が国ではタマネギの機能性成分の化学的な研究はあるものの、品種や栽培面から検討したものは見当たらない。本課題では、含硫化合物のうちタマネギに最も多量に含まれるDipropyl disulfideについて、その含量を変動させる要因について検討した。その結果、品種・系統間差異および施肥条件による変化が認められることを明らかとし、Dipropyl disulfide含量が高い品種の育成および施肥条件による高含有化栽培技術開発の可能性を示した。増加する輸入品に対抗できる付加価値の高いタマネギを生産することにより、農業経営の安定化が期待される。残された問題点として、他の機能性成分についての変動要因の検討と機能性成分含量と食味との関係の解明があげられる。
カテゴリ 寒地 機能性成分 経営管理 栽培技術 水田 施肥 たまねぎ 品種 良食味

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