| 課題名 | 機能性成分高含有カンキツ系統の開発と評価(3) |
|---|---|
| 課題番号 | 3 |
| 研究機関名 |
果樹試験場 |
| 研究分担 |
カンキツ・遺伝資源研 カンキツ・品質化学研 |
| 研究期間 | 完10~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 交感神経興奮作用を示すシネフリン、発がんプロモーター抑制活性や関節リウマチの進行に関与するマトリックスメタロプロテアーゼ産生抑制効果のあるノビレチン、タンゲレチン、抗酸化成分のフェニルプロパノイドを対象として、これら成分の高含有系統を短期で開発することを目的とした。広範な品種についてこれらの成分の含有量を調査した結果、マンダリン類に多く含まれることが明らかになった。そこで、マンダリン類を親とする雑種個体群の中から高含有個体の選抜を実施した。さらに、対象成分含量が比較的高い雑種個体について果実特性を調査し評価を行った結果、5個体を一次選抜した。その内、G-169(キングマンダリン×無核紀州)は風味が良く果実品質が良好であるとともに、無核紀州に由来する雌性不稔性を有する一方、十分な花粉稔性があり、また、シネフリン、ノビレチン、タンゲレチン、フェニルプロパノイドに富んでいた。一方、果実がやや小さいことが問題点であった。本系統は無核性、良食味性、機能性成分高含有の育種素材として利用価値が高いので、中間母本登録及び品種登録に出願する。G-169以外の一次選抜個体については、独立行政法人農業技術研究機構果樹研究所で実施する「カンキツの高品質特性の育種素材化」の課題の中で、特性調査等を継続し、中間母本登録、品種登録について検討する予定である。 |
| カテゴリ | 育種 遺伝資源 馬 機能性成分 台木 品種 良食味 その他のかんきつ |