課題名 | クリ品種間におけるクリシギゾウムシ被害の差異の解析(7) |
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課題番号 | 7 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
育種・ナシクリ研 保護・虫害研 保護・天敵機能研 |
研究期間 | 完12~14(12) |
年度 | 2000 |
摘要 | 本研究は、クリシギゾウムシ抵抗性品種の選抜・検討を行うために、発生の品種間差異を調査することを目的とした。12年度は当場品種保存圃の主要9品種について貯蔵果を経時的に観察し発生量の調査を行った。早生品種である丹沢は発生が少なく、収穫期の遅いものほど被害が大きくなった。中国グリの一種で発生が他品種と比較して少ない結果が得られたため、今後詳細な調査が必要である。被害果率が10%を超えるものが半数以上、60%にも達する品種も存在した。この課題は初期の目的をほぼ達したので完了とした上で、農業技術研究機構の融合研究の一部として組み込み、クリシギゾウムシの発生量の年次変動、気候、周辺の植生、圃場管理等による影響を考慮し、クリ主要産地にまで調査地域を拡大し、品種間差異の解析を継続する。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 くり 台木 抵抗性品種 品種 圃場管理 |