| 課題名 |
リンゴの病原ウイロイド及びウイルスの遺伝子構造・機能の解析(184) |
| 課題番号 |
163 |
| 研究機関名 |
果樹試験場
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| 研究分担 |
リンゴ・病害研
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| 研究期間 |
完7~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
平成7年から12年までの6カ年間、リンゴさび果病、リンゴゆず果病、高接病等の病原ウイロイド・ウイルスの遺伝子構造を解明し、全系統を検出できる遺伝子診断法の開発を試みた。リンゴさび果ウイロイド5分離株及びリンゴゆず果ウイロイド4分離株の全塩基配列、リンゴクロロティックリーフスポットウイルス15分離株の3’末端領域約1200~1400塩基を決定した。リンゴさび果ウイロイドでは中央保存領域より左側の領域に病原性の異なる分離株間で変異が認められたことから、これらの遺伝子構造が病原性に関与していると推定された。リンゴゆず果ウイロイドの全塩基配列を決定し、2次構造を解析したところ、リンゴさび果ウイロイドグループに特有なコア配列を保有していた。同一グループの既知ウイロイドの塩基配列と比較した結果、リンゴゆず果ウイロイドは新種のウイロイドであることが明らかとなった。各病害とも、相同性の高い領域をプライマーとして設計することにより遺伝子診断が可能と考えられる。罹病樹からの検出等の実用的な診断については、独立行政法人農業技術研究機構果樹研究所に引継ぎ、「リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の確立」の中で継続して実施する。
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| カテゴリ |
病害虫
害虫
くり
サビ果
接ぎ木
防除
りんご
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