課題名 | ミカンキジラミの休眠性・耐寒性の解明(200) |
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課題番号 | 177 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
カンキツ・(上席2) |
研究期間 | 止11~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | ミカンキジラミの休眠性の有無を検討するため、本種を15℃の長日、短日条件で飼育したが、日長による発育期間の差は認められなかった。発育した成虫はいずれの条件下でも産卵した。ただ、産卵数が少なく、産卵への影響は明瞭ではなかった。12月に奄美大島と九州本土南部のゲッキツにおける本種の分布と発生状況を調査したが、奄美大島では、5地点において、計500個体の成虫が採集できた。九州本土では指宿市の一カ所でのみゲッキツが発見できたが、キジラミは認められなかった。現在、九州本土でミカンキジラミの発生報告がないが、この原因をさらに検討する必要がある。本課題は、研究機構-果樹研に引き継がれる。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 耐寒性 防除 予察技術 |