課題名 | 温州萎縮ウイルス弱毒系統の探索・作出と弱毒性早期判定法の開発(217) |
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課題番号 | 194 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
カンキツ・病害研 |
研究期間 | 止9~12~(16) |
年度 | 2000 |
摘要 | 土壌伝染の疑われる温州萎縮ウイルスの被害回避に利用できる弱毒系統を探索するため,11年度までに,ラフレモン台上野早生を指標に用い,逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)により保毒の有無を確認する弱毒性早期判定法を開発した。12年度は,本法により得られた1弱毒候補株についてRT-PCR産物の遺伝子解析を行い,有効な2弱毒変異株が混合感染している可能性を確認した。さらに,本弱毒候補株と強毒株(S-58)を識別する分子マーカーも作出した。本課題は,独立行政法人農業技術研究機構果樹研究所に引継ぎ,新たな弱毒候補株の探索・作出(弱毒候補株の熱処理等)を行うとともに,得られた弱毒候補株について,実際の干渉効果能を評価していく。 |
カテゴリ | 病害虫 生物的防除 防除 レモン |