課題名 | リンゴ腐らん病菌及び近縁菌からの病原性低下因子の探索と利用技術の開発(218) |
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課題番号 | 195 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
リンゴ・病害研 |
研究期間 | 止11~12~(15) |
年度 | 2000 |
摘要 | 腐らん病菌のMCG(体細胞和合性群)の有無を明らかにするために、来歴の異なる菌株の対峙培養を行い,コロニー間に明瞭な対線を形成する培地の選抜を行った。10種類の培地を用いて菌株間の対線形成を調べた結果、オートミール寒天培地で最も明瞭な対線が形成された。本培地を用いて圃場における腐らん病菌のMCG分布を調べた。果樹試リンゴ支場内品種保存園および現地4圃場から腐らん病菌の採集を行い、圃場ごとに総当たりで対峙培養を行った。その結果、すべての圃場において発病樹ごとに異なるMCGに属する腐らん病菌が分離され,本菌のMCG分布は多様であることが明らかになった。本研究課題は研究機構-果樹研に引き継がれる。 |
カテゴリ | 病害虫 生物的防除 品種 防除 りんご |