| 課題名 |
ハダニ防除における土着天敵の有効利用(228) |
| 課題番号 |
205 |
| 研究機関名 |
果樹試験場
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| 研究分担 |
保護・虫害研
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| 研究期間 |
完8~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
ハダニ類は薬剤抵抗性が発達しやすく,各種果樹の難防除害虫として知られている。そこで天敵を利用した生物的防除が有効とされているが,果樹園のような大規模で開放的な環境条件下では,とくに土着天敵の利用が重要である。本課題ではハダニの生物的防除に資するために,各種土着天敵の生活史特性の差異や種間の相互作用を調べた。ハダニ類およびカブリダニ類の種構成は防除強度を異にする園ごとに大きく異なった。また,天敵昆虫類の種構成も,園ごとに大きく異なるとともに年次変動も大きかった。ミカンハダニ卵の死亡率はハダニ密度の増加に伴い上昇し,9月上旬には50~70%に達した。捕食痕数の割合は,ケシハネカクシ類やキアシクロヒメテントウでは個体群密度の割に多く,逆にハダニアザミウマで少なくなり,これらは天敵各種の捕食能力の違いに対応していると考えられた。ハダニアザミウマではいずれの餌種でも多くの個体が蛹まで発育したのに対し,キアシクロヒメテントウやヒメハダニカブリケシハネカクシではクワオオハダニ卵を餌としたときに大部分の個体が1齢のうちに死亡し,蛹まで発育した個体は約10%であった。Panonychus属であるクワオオハダニは固い卵殻をもつことから,これらの1齢幼虫にとって捕食の障害となっていると考えられた。
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| カテゴリ |
病害虫
害虫
生物的防除
抵抗性
土着天敵
防除
薬剤
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