課題名 |
複数天敵利用を核としたハダニ、アブラムシ等総合防除技術の確立(230) |
課題番号 |
207 |
研究機関名 |
果樹試験場
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研究分担 |
カンキツ・虫害研
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研究期間 |
止11~12~(13) |
年度 |
2000 |
摘要 |
減農薬カンキツ園における4月のマシン油乳剤散布がハダニとカブリダニ類の発生に及ぼす影響を調査した。孤立園では両者共に低密度に推移したのに対し、周辺に同様な園地があるカンキツ園ではハダニは低密度に推移したがカブリダニは秋季に増加した。カンキツ幼木園における光反射シート(タイベック)の被覆が害虫と天敵類の発生に及ぼす影響を調査した。シート被覆区ではハダニが激増し、天敵類(カブリダニ、ハナカメムシ類、テントウムシ)は減少した。果樹カメムシ類に対して殺虫作用の異なる4系統薬剤の効果を調査したところ、フルバリネートの殺虫効果の残効性に差があり、ツヤアオカメムシでやや劣る結果となった。本課題は研究機構-果樹研に引き継ぎ、ハダニ防除法の相違によるハダニ及び天敵類の発生調査、成木園での光反射シート被覆が飛来性害虫、ハダニ及び天敵類に及ぼす影響を調査し、カンキツ園における減農薬防除体系を構築する。
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カテゴリ |
病害虫
害虫
カメムシ
生物的防除
総合防除技術
天敵利用
農薬
防除
薬剤
その他のかんきつ
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