課題名 | 広宿主域天敵ウイルスの探索・作出および増殖法の開発(240) |
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課題番号 | 214 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
保護・天敵機能研 保護・天敵機能研 |
研究期間 | 止12~(17) |
年度 | 2000 |
摘要 | アメリカシロヒトリ核多角体病ウイルスとカイコ核多角体病ウイルスから作出されたキメラウイルスHybrid N1はコカクモンハマキとミダレカクモンハマキに病原性を示し,リンゴの主要害虫であるハマキガ2種の同時防除へ利用できる可能性が示唆された。また,新たに分離されたエゾギクキンウワバ核多角体病ウイルス(CaNPV)はチャハマキに対して病原性を示さなかったが,コカクモンハマキには病原性を示した。今後はさらにCaNPVの宿主域を明らかにするとともに,より広宿主域天敵ウイルスの探索及び作出を図り,増殖法の開発を行う必要がある。なお,本課題は独立行政法人農業技術研究機構果樹研究所に引き継がれる。 |
カテゴリ | 病害虫 カイコ 害虫 生物的防除 防除 りんご |