課題名 | 吸汁性害虫の発育に関与する要因の解明(244) |
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課題番号 | 218 |
研究機関名 |
果樹試験場 |
研究分担 |
保護・天敵機能研 カキブドウ・虫害研 |
研究期間 | 止11~13(12) |
年度 | 2000 |
摘要 | 吸汁性害虫の発育制御に関わる要因解明の一環として、チャバネアオカメムシ体内共生細菌がカメムシ幼虫発育に及ぼす影響を明らかにする実験系を確立する目的で、滅菌処理が可能な人工飼料の開発を行い、落花生、大豆、玄米、ビタミン混合物、塩化コリンからなる基本組成に、アミノ酸混合物とβ-シトステロールを添加した飼料で無菌飼育の可能性が見いだされた。また、チャノキイロアザミウマの栄養要求性を明らかにする目的で完全合成飼料の開発を試み、基材としての糖類を選択し、蔗糖が最適なことを見いだした。本課題は独立行政法人移行時の予算の組み換えに伴い中止するが、未解決の部分は新規課題として解明を続ける。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 カメムシ 生物的防除 大豆 |