| 課題名 |
抗菌性ペプチド遺伝子の導入によるリンゴの病害抵抗性台木育種素材の開発(271) |
| 課題番号 |
238 |
| 研究機関名 |
果樹試験場
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| 研究分担 |
リンゴ・育種研
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
台木に発生する病害は主として土壌病害であり、薬剤による防除が困難であるため、台木品種の病害抵抗性を強化する必要がある。そのため、抗菌性ペプチド遺伝子をリンゴに導入し、新しい病害抵抗性素材の獲得を図る。10年度から12年度までの3カ年に、新品種台木JM7の再分化系を確立し、ザルコトキシン遺伝子を導入した組換えアグロバクテリウムをリンゴ‘王林’、リンゴ台木‘JM7’に接種し、カナマイシンを含む選択培地に置床し、組換えリンゴの再分化と選抜を行った。再分化して得られた個体からゲノムDNAを抽出し、ザルコトキシン遺伝子特異的プライマーを用いてPCR反応を行った結果、‘王林’2個体(615A,615B)、‘JM7’1個体(013)でザルコトキシン遺伝子の導入を確認した。これら3個体の形質転換体リンゴでのザルコトキシン遺伝子の発現は、RT-PCR反応およびウエスタンブロットハイブリダイゼーション法によりmRNA、蛋白質レベルでも確認された。また、培養シュートにリンゴ根頭がんしゅ病菌を有傷接種し、その耐病性をがんしゅの形成を指標に検定したところ、615A,615Bで耐病性の付加が確認された。問題点として‘JM7’での形質転換効率の低さが挙げられ、形質転換効率の向上を図る必要がある。
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| カテゴリ |
病害虫
育種
新品種
台木
病害抵抗性
品種
防除
薬剤
りんご
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