温州萎縮ウイルス抵抗性関連遺伝子のカンキツへの導入と抵抗性発現機構(299)

課題名 温州萎縮ウイルス抵抗性関連遺伝子のカンキツへの導入と抵抗性発現機構(299)
課題番号 261
研究機関名 果樹試験場
研究分担 カンキツ・形質発現研
保護・病害研
研究期間 完10~(11)~12
年度 2000
摘要 土壌伝染性である温州萎縮ウイルス(SDV)及び近縁のカンキツモザイクウイルス(CiMV)の有効なウイルス抵抗性素材の作出を目的に、PBI121のGUS遺伝子と置換してベクターを構築し、カラタチに導入した。作出したカラタチ形質転換体は、CiMV-RNAポリメラーゼ遺伝子25個体、SDV-RNAポリメラーゼ遺伝子30個体、SDV細胞間移行関与タンパク質遺伝子27個体、5'末端重複遺伝子9個体である。既に獲得しているCiMV-外被タンパク質遺伝子(CP)形質転換カラタチ32系統について、ウイルス抵抗性検定を進めた。接ぎ木接種では、形質転換体と非形質転換体に感染の時期・率ともに差は見られなかったが、ナイフ接種では、接種60日後におけるウイルス増殖が、形質転換体では非形質転換体に比べ明らかに低く、抵抗性が発現しているものと考えられた。ただし、90日後の感染率には差が認められなかった。今後、獲得した形質転換カラタチでの導入遺伝子の発現解析を行うとともに、多数の複製樹を養成しウイルス抵抗性検定を行う。CiMV-CP形質転換カラタチ32系統については、抵抗性検定を完了させる。
カテゴリ 接ぎ木 抵抗性 抵抗性検定 その他のかんきつ

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