サヤインゲン品種「ハイブシ」が示す耐暑性の市販品種への導入(165)

課題名 サヤインゲン品種「ハイブシ」が示す耐暑性の市販品種への導入(165)
課題番号 139
研究機関名 国際農林水産業研究センター
研究分担 沖縄・作物栽培研
研究期間 止10~12~(13)
年度 2000
摘要 サヤインゲン品種「ハイブシ」が示す高度の耐暑性を他の品種に導入することを試みている。品種「黒種衣笠」を種子親、「ハイブシ」を花粉親として得られる雑種を栽培すると着莢が極めて不良となった。しかし逆交配のF1は正常に着莢し花粉稔性も高かった。従ってこの不稔は「黒種衣笠」の細胞質雄性不稔によるものであり、サヤインゲンF1を獲得する上で有効である。また、サヤインゲンに高温ストレスをかけると花粉不稔が生じるが、これを種子親として開花当日に除雄を行わず正常花粉を授粉する簡易な交配法により高い交配成功率で確実にF1雑種種子が得られた。本課題は独立行政法人国際農林水産業研究センターで引き続き実施し、細胞質雄性不稔の利用により、耐暑性かつ多収の実用的サヤインゲンF1品種の開発を目指していく。(国際セ)
カテゴリ 育種 遺伝資源 さやいんげん 耐暑性 品種

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