課題名 | 主要作物の不良環境耐性形質を早期選抜するための分子マーカーの開発(173) |
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課題番号 | 148 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター |
研究分担 |
生物資源・(主研) 海外情報・国際情報官 生物資源・(主研) 生物資源・(主研) |
研究期間 | 単12 |
年度 | 2000 |
摘要 | インド型イネ品種密陽23号と日本型品種アキヒカリとのF2集団,202個体を用いて,119個のRFLPマーカーによる新しいDNAマーカー連鎖地図を作成した。この連鎖地図は全長1,355 cMで第5染色体の短腕の先端部分30cMを除き12染色体をカバーしている。この組合せの組換え型自殖系統集団で、耐乾性に関連する巻き葉形質についてのQTL解析により6つの染色体でQTLが見いだされ、近接する12個のDNAマーカーを特定した。中国のコムギ品種、蘇麦3号のもつ2個の赤かび病抵抗性主働遺伝子を染色体上にマッピングするため、蘇麦3号xGamenyaの半数体倍加系統を用い、SSR RFLPのDNAマーカーによる連鎖地図の作成に着手し、5A染色体長腕の末端に1個の抵抗性遺伝子をマップした。大豆の茎疫病抵抗性に関しては、172個のSSRマーカーを分析した結果、供試した9品種の間でのうち98個(57%)が、少なくとも1種の多型を示し、RFLP(約30%)よりも簡便で効率的に多型が分析できた。 |
カテゴリ | 育種 大豆 DNAマーカー 抵抗性 抵抗性遺伝子 品種 |