半自然草原における畜産的利用条件の変化に伴う種多様性の変動と草原性植物の変動メカニズムの解明(35)

課題名 半自然草原における畜産的利用条件の変化に伴う種多様性の変動と草原性植物の変動メカニズムの解明(35)
課題番号 27
研究機関名 草地試験場
研究分担 生態・(上席)
生態・草生シス研
草地基盤・立地計画研
草地基盤・飼料基盤研
山地・山地草地研
放牧利用・放牧飼養研
研究期間 完11~12
年度 2000
摘要 放牧利用条件の異なる草原において植生調査結果を約30年前のそれと比較し、種の多様性の変化を比較した。出現種数は大きく変化していなかったが生活型組成が変化し、利用の減退しているところではワラビ、雑灌木類が増加し、利用の進んだところではシバが増加していた。また、シバ草原において養分条件が異なる場合の現存量や出現種数や種組成に及ぼす影響を実験的に追跡した。禁牧地で施肥は現存量を経年的に増加させ出現種数も急激に増加するがその後光競合により減少した。放牧区では見かけ上の現存量に変化はないが、養分の増加により出現種数は2年目に増加した。さらに多くの地点調査から放牧・火入・採草といった管理手法が植生や土壌の理化学性、光条件などに及ぼす影響を評価した。中でも採食圧の除去、すなわち放牧利用の減少は遷移の早い段階から、草原植生の生活型組成に変化をもたらし、種の多様性にも変化をもたらすことが明らかになった。
カテゴリ 施肥 光条件 わらび

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