強害外来雑草の遺伝的背景の解明と拡散予測システムの構築(85)

課題名 強害外来雑草の遺伝的背景の解明と拡散予測システムの構築(85)
課題番号 71
研究機関名 草地試験場
研究分担 生産利用・栽培生理研
研究期間 完11~13(12)
年度 2000
摘要 アキノエノコログサについて、国内で採集した67集団、韓国で採集した3集団、輸入飼料からサンプリングし増殖した外来の5集団、アメリカコーンベルト地帯で採集した4集団の生育特性をそれぞれ調査し、国内集団は匍匐型で草丈が低く、分けつと穂数が多く、個体乾物重が大きく、外来集団は直立で草丈が高いが、穂数が少なく個体乾物重が小さく集団内の変異が小さいことを明らかにした。また、飼料畑が集中する地域を調査し、作付けから見た主要外来雑草の発生動向を整理し、イチビは新たな圃場に出現するケースが多い反面、発生の少なくなる圃場もあり、一方でショクヨウガヤツリは前の年と同じ圃場に発生する割合が高く、イチビとは発生の消長が異なることを明らかにした。さらに、近年アメリカイヌホオズキの発生が急増していることを明らかにした。これらの成果は、飼料畑において作付けごとの雑草の発生パターンと圃場管理方法との関連を見いだす上での情報として活用が期待される。本課題は、所期の目的とする成果が得られたので12年度の研究成果情報として取りまとめて公表し、12年度をもって完了する。
カテゴリ 病害虫 管理技術 軽労化 雑草 飼料作物 ほおずき 圃場管理

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