| 課題名 |
夜間放牧を利用した日中周密管理による繁殖管理技術の軽労化(172) |
| 課題番号 |
142 |
| 研究機関名 |
草地試験場
|
| 研究分担 |
放牧利用・繁殖技術研
|
| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
夜間に放牧する飼養形態が、肉用繁殖牛にどのような影響を与えるか調査するために、F1雌牛を16:00~翌朝9:00の間ペレニアルライグラス・オーチャードグラス混播草地に放牧し、9:00~16:00はパドックで飼養した。夜間放牧牛の発情周期の長さは、同年齢の昼間放牧牛と差はなく、期間中の体重の変化についても、昼間放牧牛との間に差は認められなかった。また、血液中プロジェステロン濃度にも昼間放牧牛との間に差は認められなかった。咀嚼回数は、個体差が大きいものの飼養形態の違いによる咀嚼回数の違いは見られなかった。夜間放牧飼養された妊娠後期牛の分娩時刻は、作業時間内に分娩した牛が2頭、夜間が3頭であり、夜間放牧により昼間分娩に偏ることはなかったが、夜間放牧牛では膣温の日周変動の幅が大きく、そのパターンは夜間給餌時の特徴と一致していた。哺乳子牛の栄養状態は両区で良好であった。パドック内の糞量は、ロールベール採食時の糞量も、生草採食時の糞量でも、夜間放牧牛の方が少なく、清掃作業の軽労化につながると考えられた。以上から、夜間放牧飼養は、F1繁殖牛に悪影響を与えないことが分かった。
|
| カテゴリ |
管理技術
軽労化
繁殖性改善
|