イネ縞葉枯ウイルスの感染・増殖に係わる蛋白質の特性解明(35)

課題名 イネ縞葉枯ウイルスの感染・増殖に係わる蛋白質の特性解明(35)
課題番号 32
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 環境生物・寄生菌研
研究期間 完11~15(12)
年度 2000
摘要 イネ縞葉枯ウイルス(RSV)のRNA2にコードされる22.8K蛋白質は、発現や機能に関する情報がほとんどない非構造蛋白質である。大腸菌で発現させた蛋白質の抗体を使って、RSV保毒ヒメトビウンカからウエスタンブロティング法で22.8K蛋白質を検出し、22.8K蛋白質が、宿主植物、媒介虫いずれでも発現する蛋白質であることを確かめた。22.8K蛋白質をバキュロウイルスベクターを使って昆虫培養細胞で発現させ、蛋白質の特性を解析した。22.8k白質を発現させた細胞では、細胞間移行蛋白質を発現させた培養細胞で報告されている管状構造が観察された。また、発現細胞から分離した22.8k蛋白質は、弱いながら核酸結合能を示した。これらの結果、22.8k蛋白質は細胞間のウイルス感染を介助する細胞間移行蛋白質である可能性が高いと考えられた。
カテゴリ ヒメトビウンカ

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