課題名 | 天然物由来の病害防除活性物質の探索と評価(52) |
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課題番号 | 46 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所 |
研究分担 |
資材動態・殺菌動態研 環境生物・他感物質研 資材動態・殺菌動態研 |
研究期間 | 完10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 各種病害に抑制効果を示す、グレープフルーツ種子抽出物資材から抗菌性物質を探索した。バイオオートグラフィーや機器分析等により、本資材中の有効成分を塩化ベンゼトニウムと特定した。この化合物は、病原菌の胞子発芽や菌糸生育を強く阻害し、ブドウ灰色かび病などの発生を抑制したが、グレープフルーツ種子抽出物資材の製造工程で人為的に添加された可能性が高い。このため、同資材の使用には問題があり、関連業者は国内での販売を取りやめた。ハーブなどの植物抽出物資材にも、発病抑制効果のあるものが見い出された。これらについては、有効成分の探索等を関連会社、機関と協議中。 |
カテゴリ | 病害虫 グレープフルーツ 農薬 ぶどう 防除 |