ナシ黒星病菌の宿主認識機構の解明と化学的制御技術の開発(105)

課題名 ナシ黒星病菌の宿主認識機構の解明と化学的制御技術の開発(105)
課題番号 92
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 資材動態・殺菌動態研
(神戸大)
(香川大)
研究期間 完8~12
年度 2000
摘要 ナシ黒星病菌は、罹病性品種では葉の細胞壁のペクチン層に沿って菌糸が伸長するが、抵抗性品種や非宿主では、菌糸の変性、壊死が高頻度に見られる。このため、菌のペクチン分解酵素とナシの成分との相互作用が、宿主認識に重要と考えられた。ナシ葉のPGIP遺伝子をPCR増幅し、部分塩基配列が種、品種間で異なることを明らかにした。また、ペクチン分解酵素の阻害物質としても知られる、しゅう酸やタンニン酸は圃場試験でナシ黒星病の発生を抑制した。この発病抑制効果は、抵抗性誘導化合物アシベンゾラルSメチルで強く認められた。これは、この化合物が果樹病害に抵抗性を誘導することを見い出した最初の例である。
カテゴリ 病害虫 黒星病 抵抗性 抵抗性品種 農薬 品種

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