臭化メチルと代替物質の放出抑制技術システムに関する研究（１２６）

• 課題番号: 107
• 研究機関名: 農業環境技術研究所
• 研究分担: 資材動態・農薬管理研
• 研究期間: 止１１～１２～（１３）
• 年度: 2000
• 摘要: 大気中くん蒸剤のモニタリングを行うために、非多孔性高純度グラファイトカーボンブラックとカーボンモレキュラーシーブをガラス管に充填した吸着管を作成し、熱脱離濃縮導入装置を装備したガスクロマトグラムイオントラップ質量分析計を用いた分析方法を確立した。阿見町のサンプリング地点周辺はD-Dを使用している農家が多くあり、D-Dが頻繁に検出され、D-Dの蒸気圧が比較的低いことから1週間を超えて持続した。伊奈町のサンプリング地点は苗業者に隣接しており、臭化メチルが土壌くん蒸処理ごとに頻繁に検出されるが、臭化メチルの蒸気圧が比較的高いことから検出期間は短かった。なお、本課題は独立行政法人農業環境技術研究所に引き継ぐ。
• カテゴリ: 肥料 病害虫 土壌くん蒸 農薬 モニタリング