地球温暖化による自然・社会システムの脆弱性の評価に関する研究-農業生態系の脆弱性に関する研究(149)

課題名 地球温暖化による自然・社会システムの脆弱性の評価に関する研究-農業生態系の脆弱性に関する研究(149)
課題番号 125
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 企画調整・地球チーム
環境生物・個体群研
環境資源・気候資源研
環境資源・大気生態研
研究期間 止11~12~(13)
年度 2000
摘要 温暖化が日本における水稲栽培へ及ぼす影響を明らかにするため、単位日射量当たりの収量と気温との関係を解析し、早期栽培に関して出穂後40日間の平均気温が約22度の場合に単位日射量当たりの収量が最大となることが明らかになった。この関係は、普通栽培に関する結果と一致した。生長モデルを用いた収量の温度・二酸化炭素濃度反応から、二酸化炭素濃度が2倍になった時の収量増加率が温度と伴に増加することを明らかにした。また、温暖化とともにイネ縞葉枯病をもたらすヒメトビウンカの世代数が増加し発病危険地帯が北陸から東北地域に北上すること、流域の降水量に占める降雪量の割合が減少し田植え期の水資源が減少する可能性を指摘した。なお、本課題は独立行政法人農業環境技術研究所に引き継ぐ。
カテゴリ 縞葉枯病 水稲 ヒメトビウンカ

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