日本の農耕地土壌における炭素収支の変動評価(165)

課題名 日本の農耕地土壌における炭素収支の変動評価(165)
課題番号 136
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 環境資源・土壌保全研
環境管理・(科長)
研究期間 止11~12~(13)
年度 2000
摘要 簡便で信頼性の高いローザムステッド・カーボン・モデルを用いて、我が国の農耕地土壌を対象とし、人為的活動が土壌の炭素収支変動に及ぼす影響を評価することを目的とする。12年度は、既存モデルが適用できない黒ボク土について、モデルが適合するように腐植画分の分解率を変化させるファクターFを定義し、Fが活性Al量などの土壌特性によって変化するようにモデルを改良した結果、F=1.77Alp(%)+0.90の式を得た(Alp:ピロリン酸塩可溶Al)。また、黒ボク土以外の畑土壌と水田土壌におけるモデルの適合性を検討した結果、既存モデルの予測値は、非黒ボク畑土壌では実測値とよく適合したが、水田土壌では適合しなかった。なお、本課題は独立行政法人農業環境技術研究所に引き継ぐ。
カテゴリ 水田

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