気候、地形および農業形態が土壌・植物系のハロゲン元素の存在量とその分布に及ぼす影響(186)

課題名 気候、地形および農業形態が土壌・植物系のハロゲン元素の存在量とその分布に及ぼす影響(186)
課題番号 154
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 環境管理・分析法研
研究期間 完7~12
年度 2000
摘要 土壌中3ハロゲン元素含量は、その給源となる降水・かんがい水・地下水など土壌を通過する水の量とその水中濃度に支配され、降水量が少ないチュニジア、内モンゴル、東・中央シベリアは、全体的に3元素とも極めて低レベルであった。その中で地下水位が高いところ、凹地・傾斜下部など水の通過量の多いところでは高くなる傾向を示した。3ハロゲン元素の土壌吸着力は、酸化的条件下ではヨウ素>臭素>塩素であり、土壌中ヨウ素濃度は水の通過量が大きいほど高くなるが、ほとんど土壌に吸着されない塩素は、蒸発散量を上回るかんがい水が供給されると著しく低下した。還元的条件(特に湛水条件)下では、ヨウ素、臭素の土壌吸着力が著しく低下するため、水田土壌中両元素含量はいずれの国でもきわめて低かった。降水量の多い地方の土壌中ヨウ素、臭素含量は高く、特に屋久島でのヨウ素含量は200mg/kgと世界最高値を示した。植物中3ハロゲン元素含量は、植物の種類のほか土壌中の水溶性3ハロゲン元素濃度に支配され、チュニジアのオアシス周辺塩類土壌に生育する塩性草本植物Lygiumspartumは、ヨウ素9.6、臭素110、塩素35600(mg/kg・風乾物)と世界の平均的レベルのヨウ素0.42、臭素15、塩素2000より著しく高レベルであった。
カテゴリ 管理技術 水田

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