酸性雨の被害認識と対策決定の国際比較(199)

課題名 酸性雨の被害認識と対策決定の国際比較(199)
課題番号 167
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 企画調整・地球チーム
(東京大)
(筑波大学)
研究期間 止11~12~(13)
年度 2000
摘要 中国を対象に大気汚染・酸性雨に関する既存文献、政府発行資料等を収集し、酸性雨問題の発現から現在までを、日本の施策や国際的な動向と対応させて年表にまとめた。中国の環境対策は、(1)問題発見(~1985)、(2)国内問題・科学的解明(~1990)、(3)地球環境問題化(~1995)、(4)対策強化(~2000)の4段階で進行した。中国は酸性雨を国際問題と認識して対策を講じ、特に地球環境問題への関心の中で、中国からの越境汚染を懸念する日本の圧力と環境対策のための経済的な支援が中国の90年代の環境対策強化の要因であったと考えられた。今後各国の経済、農業、エネルギー需給の推移の評価が必要である。本課題は独立行政法人農業環境技術研究所に引き継ぐ。
カテゴリ 環境対策 管理技術

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