耕作放棄地の分布と立地特性の解明(216)

課題名 耕作放棄地の分布と立地特性の解明(216)
課題番号 183
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 環境管理・環境立地研
研究期間 完10~12
年度 2000
摘要 近年全国的に農地の改廃が進行しており国土・環境保全機能など公益的機能の低下が懸念される。本研究では関東地方における水田の分布を数値地図および衛星リモートセンシングデータを用い把握し、分布の経年変化と地形条件の関係を検討した。国土地理院発行の細密数値情報にもとづき水田の変動域の面積を計算したところ、首都圏全体では1974年における水田の0.8%が84年には山林・荒地等に、9.8%が建設用地に変化したことが示された。1984年から94年までの間には0.3%が山林・荒地等に、9.1%が建設用地に変化していた。埼玉県東部の例では標高および平均傾斜度が大きいほど水田が山林・荒地等へ変化した割合も大きい傾向が認められた。また水田の山林・荒地等への変化は近年では小さく、耕作放棄の進行は緩慢になっていることが推察された。一方、衛星データにもとづく作付水田の分布の変動は大きく、茨城県南部の例では1987年から92年までの作付水田の減少域は87年の全作付面積の17.2%、増加域は18.3%に相当した。これに対し細密数値情報10m土地利用メッシュにもとづく、同じ対象地における1984年から94年までの水田の減少域は84年の全耕地面積の3.8%、増加域は0.8%程度と、水田の他の地目への変化およびその逆の変化は小さかった。このことから作付水田の分布の変動の大部分は短期的な休耕によるものと考えられた。
カテゴリ 管理技術 水田 評価法 リモートセンシング

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