大気-生物間の気象的相互作用のモデル化と総合化(218)

課題名 大気-生物間の気象的相互作用のモデル化と総合化(218)
課題番号 185
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 環境資源・大気生態研
(山形県衛生研究所)
研究期間 完11~16(12)
年度 2000
摘要 作物から放出される花粉が環境に与える影響を評価するため、トウモロコシ畑の風下に堆積する花粉の落下数を気象条件などから推定する手法を開発した。また、花粉症で問題となっているスギ花粉の大気中での動態を解明するため、スギ林からの花粉放出量を気象条件などから評価する手法について検討した。いづれの花粉についても気象条件を同時に測定し、気温、湿度、風速などの気象因子から、花粉落下数や空中花粉量がどの程度説明できるかを調べた。これまでの結果、花粉の放出量には気温の変化が特に影響すること、落下数には風向と風速の影響が大きいことなどが明らかになった。残された課題は、花粉落下量や放出量の評価をさらに高精度で行うために、より多くの観測値を解析することや、花粉量のデータを多地点で迅速に得るために、レーザー方式カウンターの実用化を図ることなどである。
カテゴリ 管理技術 とうもろこし 評価法

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