| 課題名 |
エンドトキシンが卵巣機能に及ぼす影響の解明(209) |
| 課題番号 |
151 |
| 研究機関名 |
家畜衛生試験場
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| 研究分担 |
病態・保健衛生研
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
エンドトキシンであるリポ多糖類(LPS)が卵巣機能に及ぼす影響について検討するために、発情前期の牛にLPSを投与した結果、排卵が遅延し発情周期の延長が認められた。排卵の遅延はLHサージの遅延によるものと考えられ、これにはLHのパルス状分泌パターンの異常の他、血中エストラジオール-17β(E2)濃度の低下などが認められ、LPSが発情前期における内分泌的不均衡をもたらすことが明らかになった(7~9年度)。また、LPSが卵巣顆粒層細胞に及ぼす影響について明らかにするため、E2産生能を保持した牛顆粒層細胞培養系を確立し(10年度)、この培養系へLPSを添加することにより、E2の産生量は低下することを示した(11年度)。また、発情前期の牛へのLPS投与により血中TNF-α濃度が増加し(12年度)、顆粒層細胞培養系へTNF-αを添加するとE2の産生量が低下することを明らかにした(12年度)。これらのことから、LPSは生殖上位中枢に作用して内分泌系へ影響を及ぼすとともに、卵巣に直接作用してE2産生を抑制する可能性も考えられ、同時にLPS投与後に血中に急増するTNF-αも卵巣でのE2生合成に影響を及ぼす可能性が示唆された。実験的にLPSを投与すると、生殖内分泌機能の異常が発現することが明らかとなったが、類似の異常が内因性のエンドトキシンによっても引き起こされるか検討する必要がある。
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| カテゴリ |
病害虫
繁殖性改善
防除
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