課題名 | 繁殖抑制技術によるシカ、イノシシ個体群の密度管理に関する技術開発(52) |
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課題番号 | 44 |
研究機関名 |
畜産試験場 |
研究分担 |
繁殖・内分泌研 (宮城農業短期大学) |
研究期間 | 完11-12 |
年度 | 2000 |
摘要 | シカおよびイノシシの生殖機能の調節機構を解明し、個体数管理に関する新しい技術を開発するため、両動物の血中あるいは糞中ホルモン濃度の測定法を開発するとともに、繁殖季節における内分泌動態を検索した。野生動物の血中および糞中ホルモン測定は、高感度で簡便かつ放射性同位元素を使用しない手法が開発要件となるため、時間分解蛍光免疫測定法を検討した。シカおよびイノシシの血中プロジェステロン濃度は有機溶媒で抽出することなく時間分解蛍光法で測定が可能であり、雌の血中濃度は繁殖季節に高く、非繁殖季節に低値で推移した。また、シカ糞中プロジェステロン量はジエテルエーテルで2度抽出した試料により、血中プロジェステロンと相関の高い測定が可能であった。 |
カテゴリ | シカ 繁殖性改善 |